2019年1月中にお友達をご紹介いただいた方と紹介で入会された方のお2人に正絹ちりめん帯揚げをプレゼント(^.^) この帯揚げは学院が日本の伝統色から選んで染める特別なものです。商品として販売されていない物なので、ぜひこの機会にゲットしてください!色は下記の8色ですが、第2希望としてもう7色をエントリーできます。第2希望の色は、その色を全国で10人以上が選ばれた場合染める事ができます。(10枚以上にならないと染め屋さんが染められませんので・・・・)
基本8色はこちらです。色名の説明です。
生地に染めますと光の加減などで写真とは異なりますので参考として見て下さい。
上の写真右から
桜色(さくらいろ)
桜の花の色に似て、ほんのり赤みを含んだ淡紅色のことです。紅染めの中でも最も淡い色。ほんのり酔った女性の顔の様子に使われる色です。
梅幸茶(ばいこうちゃ)
茶みを含んだ淡い萌黄色。初代尾上菊五郎(俳名:梅幸)の好みの色ということから命名された色です。草柳という色の別名とされており、茶色と名がつくものの実際は黄緑系の色です。
鳩羽鼠(はとばねずみ)
薄い紫色である藤色に鼠色をかけた赤みがかった灰紫色のことです。「鳩羽」は山鳩の背羽の色のことです。
瓶覗(かめのぞき)
藍瓶に浸す回数の少ない、藍染の一番薄い色の事で、もうひとつは藍瓶に映った空の色とも言われています。
白鼠(しろねずみ)
銀色のように上品な明るい灰色で、銀色(しろがねいろ)と同色です。江戸時代中期からの色名で「しろねず」とも呼ばれていました。銀色のように上品な明るい灰色で、銀色(しろがねいろ)と同色です。
淡黄檗(うすきはだ)
黄檗は古来より日本の代表的な黄染めの染料です。淡黄檗とは色の薄い色で明るく淡い黄色のことです。明るいのに儚(はかな)げな雰囲気のある『淡黄蘗』は、まるで暗い水平線から顔を出したばかりの月の色のようです。
黄唐茶(きがらちゃ)
薄い藍色を帯びた薄茶色のことです。別名、黄雀茶ともいいます。江戸時代前期に流行した染め色です。
百塩茶(ももしおちゃ)
赤みの焦げ茶色のことで、チョコレート色に近い色です。百塩とは何回も染め重ねた濃い色という意味です。
第2希望の7色はこちらです。
右から
退紅(あらぞめ)
桜色と1斤染(紅花で染めたやや淡い紅色)の中間の赤味のごく薄い赤紫色で、色名は褪めた紅の意。
桜鼠(さくらねずみ)
淡い紅色が灰色あるいは薄墨がかって、わずかにくすんだ薄い桜色のこと。いわゆる墨染めの桜。
長春色(ちょうしゅんいろ)
中国から渡来した「長春花」からきており、灰色がかった鈍い紅色のこと。
錆青磁(さびせいじ)
くすんで灰がかった緑青色。明治前期の流行色のひとつ。
利休鼠(りきゅうねずみ)
「緑みの灰色」茶人千利休が好んだと伝えられる緑みのねずみ色。
墨色(すみいろ)
墨色とは墨の五彩=濃、焦、重、淡、清の焦にあたる、黒に近い灰黒色のこと。
薄柳(うすやなぎ)
春の日差しを受けた柳の若葉ような淡い黄緑色のこと。薄く染めた柳染めで春の淡い柳の葉を表現した色だと思われる。