平成28年11月10日(木)小金井市宮地楽器ホールで大盛況に開催された「第3回 典雅きもの甲子園」全国大会決勝のリポートです。
全国107教室から、生徒さんや講師さんが着付けの技術を競った「第3回 典雅きもの甲子園」。地区予選を勝ち抜いたチームの決勝戦が、小金井市宮地楽器ホールで開催されました。
◆◆ 開会式 ◆◆
まずは開会式からスタートです。
安田理事長(左上)、(株)まるやま 田辺副社長(中央上)、生見学院長(右上)がご挨拶。
昨年度優勝チームからのトロフィーの返還に加えて、予選を勝ち抜いた各チームの決意表明がおこなわれていきます。
続いて審査員の紹介です。
京都より、高田勝 様(小紋屋高田勝三代目主人)
新潟から、青柳安彦 様(株式会社青柳代表取締役社長)十日町織物工業共同組合元理事長、現在十日町観光協会会長
奄美大島より、前田豊成 様(前田紬工芸社長) 奄美大島龍郷町町議会副議長
の3名が特別審査員として来場して頂きました。
また、学院本部講師の審査員方、監査役の各校長が紹介されていきます。
最後に小金井校中島講師(ふれあいコース)による選手宣誓で開会式が終了です。
笑いもあり、和やかなムードの開会式になったため、壇上の参加者の皆さんも少しだけ緊張が和らいだのではないでしょうか。
◆◆ 競技開始 ◆◆
さぁ、いよいよ競技開始です。競技種目は全部で5種目。決勝進出者は総勢80名です。
第1種目:小紋に名古屋帯の自装(典雅流)
第2種目:訪問着に袋帯の自装(典雅流)
第3種目:小紋・紬に名古屋帯の自装(角出し)
この種目は、着物ふれあいコース生徒限定。予選会でも最も多い人が参加してくれました。
第4種目:振袖に袋帯の他装
事前の打ち合わせもなしに、それぞれが創意工夫の帯型をしていきます。帯型の名前を聞いてみると、「なるほど…」と感心してしまいました。とても華やかで素晴らしい種目となりました。
5種目:フリースタイル
今回のフリースタイルは、昨年に比べても完成度が高かったと思います。出場した教室は、かなりの練習を重ねてきており、真剣に頑張ってきた事がうかがえます。
会場は1日中、歓声や笑い声、感嘆の声などであふれていました。会場の盛り上がりが白熱した決勝戦をさらに彩っていました。
◆◆ 開会式 ◆◆
さぁ、全競技を終えて、いよいよ閉会式です。上位3チームが表彰されます。気になる結果は、、、
第3位 九州地区代表チーム!
第2位 北東京・埼玉・北関東チーム!!
そして、優勝チームは、、、
西東京代表チーム(小金井校・大宮校・飯能店・小金井店)!!!
全国の予選大会を勝ち抜いただけあって、どのチームも素晴らしい技術、演舞でした。参加者の方々も、緊張感に包まれながらも、日頃の技術を思いっきり披露できたのではないでしょうか。
年々盛り上がっていく「典雅きもの甲子園」。2017年に第4回も開催しますので、皆さま、ぜひ奮ってご参加ください。お待ちしております!