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学院だより

ドイツにお住まいの生徒さんからお便りいただきました
【生徒さんからお便りいただきました】
陰様で着物の美しさの再発見をする日々です。
先日ドイツ・ミュンヘン郊外の小さな町の市民講座で
着物講座をいたしました。こちらの方々の着物に対する興味は尽きないようで、びっくりするほどお声がかかり、これまでそれなりに回を重ねて参りました。
今回は小グループということで、後ろの方に不公平になる心配は不要と思い、
これまでと少々違う趣向でやってみようと思いました。
歴史と変遷、紋、柄その他の解説より、もっと実践的な時間にいたしました。
 
完成の姿を見ることは今日ではあらゆるメディアを通していくらでも機会があるのですがやはり帯結び、そして意外にも「お端折りの存在と意味」に興味が集中いたします。
もちろんハイライトは振袖の帯結びで、折り紙と同じです、と伝えながら結ばせて戴きました。
さらに今回初めて紹介した『畳み方』。これは『何時間でも見ていられるわ!』と感動されてしまいました。
私たちには当たり前のこともこちらの方々にはすべてが未知との遭遇です。
私自身着物を畳む度に、幕引きの儀式のようにちょっと厳粛な気持ちで、またその機能性と合理性を楽しんでおります。
 
最後の2分に即興で参観者の方にモデルを務めていただき速攻着付けをいたしました。
半襟と木綿の着物に半幅帯、これだけの超簡略着付けでしたが、大変喜んで戴きました。

 

着付け教室 津田沼

講座開始前準備

着付け教室 津田沼

着物の畳み方

着付け教室 津田沼

着物初体験

着付け教室 津田沼

半幅帯で

着付け教室 津田沼

完成に一枚

着付け教室 津田沼

記念にご一緒に

津田沼校

 

 

 

 

 

 

 

 
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